■おうちショップとは
自宅の一角(一部)にあるお店のこと。
「好きなこと」を仕事にしたい。
「なりたい私」と「家族との時間」
どちらも大切にしたい。
そんな想いを実現できる働き方。
「カフェ」「雑貨屋さん」「料理教室」
「お菓子屋さん」「パン工房」
「お花の教室」「ヨガ教室」「美容室」
「サロン」「ワークショップ」「ギャラリー」・・・等々
あなたの趣味や特技を生かして働ける暮らし。
好きなモノやコトに囲まれて過ごせる空間。
あなたの「おうちショップ」のはじまりに
なりますように。
■メリットとデメリット
はじめる前に、知っておきたい。
「おうち=仕事場」ならではの、
メリットとデメリット。
【merit】
・通勤時間がないこと
・家事や子育ての合間にできる
・子どもの成長を見守れる
・好きなことで収入が得られる
・趣味や特技が生かせる
・できる範囲で無理なく働ける
・家賃(テナント料)がかからない
・自分の表現の場になる
・人との出会い、ふれあい
・毎日が充実していて楽しい
【demerit】
・生活感がでてしまうことがある
・オンとオフの切り替えが難しい
・自分だけでするには限界がある
・営業日、営業時間が限られる
・家族の同意、協力が不可欠
デメリットと捉えると、マイナスイメージなことも、
自分の暮らしぶりをあえて見せたり、
予約制の限定ランチを提供したり、
デメリットも、「私らしさ」の特徴として
「自宅ショップ」の強みになるかもしれません。
あなたのアイデア次第で、個性的なお店づくりを。
■コンセプト
おうちショップをはじめるために、まずなにより
大切なのが「コンセプトづくり」
ここでいう、コンセプトとは
概念、全体の元となる想い、理念、構想、といった感じ。
どうしてお店をしたいのか、ということ。
こんな商品(サービス)を提供したい
こんな人に来てほしい
こんなお店にしたい
・・・等々
大きな画用紙に書き起こすなどして、視覚化してみると
ぐっと実現に近づいていきます。
Rigoloでは、メインコンセプトづくりは、
【7consept】(7つのコンセプト)からのアプローチを提案しています。
■届出や許可について
「青色申告」を希望する場合は、「開業届」
アンティークを販売する場合は、「古物商許可書」など、
※特別に資格などは必要ありません。
カフェなどの場合は、「食品衛生責任者」「飲食店営業許可証」
お菓子などの製造販売は、「菓子製造業許可証」
(許可申請条件は、自治体によって基準が異なります)
※講習や資格、また許可取得のため改装などが必要になります。
許可取得までに、日数がかかるものもありますので、
早めに申請準備をしておきたいですね。
■お金のこと
余分な経費がかからないのが「おうちショップ」の魅力のひとつ。
とはいえ、赤字になってしまっては・・・。
オープンをシミュレーションをしてしっかり備えましょう。
まず必要なのが「開店資金」
自宅リノベーション(改装)費の他、設備費、
テーブル、椅子、商品陳列棚、レジスター、食器、家電等の他
梱包材や文房具、ショップカードなど。
思ったより費用がかかってしまった。ということのないよう、
きちんと備えておきましょう。
実際に運営していくには、仕入れが必要になります。
販売する商品や、食材などの費用。
仕入れ価格はもちろんのこと、長いお付き合いになるので
仕入先の対応や相性も大切。
その他、光熱費、交通費、通信費、消耗品費などが必要になってきます。
こうやって、書き出してみると、
こんなに色々考えなくちゃいけないの!?と面倒に思ったり
不安に思ったりすることも。
でも、自宅ショップの利点は、「固定費がかからない」ということ。
通常のお店で、売り上げがあってもなくても必要になる「家賃」「人件費」などの、
いわゆる「固定費」のために、利益追求に走る必要はありません。
お金の流れをきちんと把握しながらも、自分のペースで
「おうちショップ」という暮らしを楽しめたらすてきですね。